病気の予防について

健康診断について

8歳以上のわんちゃん・ねこちゃん対象の健康診断始めます 8歳頃から中年、高齢期に入ります。高齢期になると腫瘍、腎不全、心不全、糖尿病などの病気にかかる子も少なくありません。普段、ペットを観察するだけではわかりにくい病気も詳しい検査をすることで、早期発見が出来ます。

検査内容と料金
検査内容 料金

・診察(体重・尿検査など)

・血液検査

5,000円程度
(A)の検査に追加検査で
・レントゲン
・超音波
・心電図検査  など
※その子の状態に合わせて、超音波検査、心電図検査などを
  追加検査します。
10,000円程度
時間
9時~11時の間に来院して頂き、わんちゃん・ねこちゃんをお預かりします。
午後の診察時間のお迎えになります。
※希望があれば、わんちゃん・ねこちゃんの送迎も行います。(その場合、1泊のお預かりになります。)
※年齢は8歳未満でも心配ならば検査することが出来ます。

フィラリアについて

フィラリア症ってどんな病気?
フィラリア症は、蚊からうつります。蚊が犬の血を吸う時にフィラリアの子虫が体内に入り、成長して心臓に寄生します。このため寄生された犬は心臓の動きが衰え、放っておくと死亡してしまう恐ろしい病気です。
症状
症状
※ 上記症状が出ましたら、一度ご相談下さい。
予防
月1回(5月~12月)の内服薬。
又、滴下式のスポット剤などが、現在の主流の予防薬となっています。
詳しくは、当院までご連絡してお尋ねください。
又、猫・フェレットでも感染の報告がされています。予防をご希望の方は、当院にご相談ください。

Q&A

犬フィラリア症は予防薬(経口剤)を、毎月、1ヶ月間隔で摂取させることにより予防できます。 蚊の発生期間が4月から11月の場合、予防薬の投薬期間は5月から12月までとなります。

なぜ、春からフィラリアのお薬を飲むの?冬は飲まなくても大丈夫なの?

1年中蚊の活動が活発な地域では、冬でも犬フィラリア症の予防薬を飲ませなければなりません。気温が下がって蚊の活動が停止する期間はお薬をお休みすることができます。

蚊が見られて1ヶ月後の5月からフィラリアのお薬を飲ますんでしょ?すぐにお薬を飲まなくて大丈夫なの?

犬フィラリアの予防薬は、実はフィラリアの幼虫を駆除するお薬です。蚊が犬の体内に入り幼虫になるまでにしばらく時間がかかるんですよ。そのためにすぐにお薬をのまなくてもいいんですよ。

毎月1回フィラリアのお薬を飲むのは、お薬が1ヶ月効いているからでしょ?

犬フィラリア症の予防薬は、心臓に寄生してしまう前に幼虫を駆除するために投与します。効果が1ヶ月継続するわけではありません。

蚊がいないときにはフィラリアはうつらないの?

蚊が吸血するときに犬フィラリアの幼虫を感染犬から、他の犬に運びます。蚊が吸血しない限り、犬フィラリアはうつりません。

日本全薬工業株式会社パンフレット資料より

先日、フィラリア(チュアブル)を食べさせました。それからだんだんと食欲がなくなり、数回嘔吐しました。これは何か病気の兆候でしょうか?

まれにチュアブルを飲ませた後、下痢、嘔吐などの消化器症状が見られることがあります。その影響ではと思いますが、嘔吐、下痢が2日以上連続で続くようなら治療したほうがいいでしょう。

ワクチンについて

ワクチンは、接種するタイミングが重要です。特に子犬の場合、親譲りの免疫(移行抗体)が切れる時期に、ワクチン注射をする事が大切です。

当院ですすめるワクチン時期
子犬・子猫は、生後50日前後で1回目を接種、1ヵ月後2回目接種、以後毎年接種

犬のワクチンで予防できる病気

犬ジステンパー

犬伝染性肝炎

犬パラインフルエンザ

犬パルボウイルス感染症

犬レプトスピラ病

 

猫のワクチンで予防できる病気

猫ウイルス性鼻気管炎

猫カリシウイルス感染症

猫汎白血球減少症

猫白血病ウイルス感染症