去年、野良猫にかまれた女性が「マダニ」が媒介するウイルス性の病気にかかり、なくなっていたことがわかった。
この病気で、ほ乳類から人への感染が確認されたのは初めて。
なくなったのは西日本にすむ50歳代の女性で、去年の夏頃、弱った野良猫を病院につれていこうとして、手をかまれたという。女性はSFTS(重症熱性血小板弁償症候群)を発症しその約10日後亡くなったという。厚生省は猫から感染したとみている。
SFTSは一般的にはウイルスをもつマダニにかまれて発症するもので、国内ではこれまでに266人の患者が報告されており、致死率は20%とされている。
動物病院でも診察していてチラホラ数例マダニを確認します。飼われているわんこ、ニャンコのノミ、マダニの予防を注意すると同時に予防、駆除の徹底をすすめます。
藤原